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2013年6月23日 (日)

エスプレッソに手加減を加える

 今日は、ひさしぶりにタリーズのコーヒースクールに行ってきました。タリーズの講習会に行くのは2回目。前回はドリップコーヒーの淹れ方。今回はエスプレッソの知識や淹れ方について。

 2時間かけてエスプレッソとは?みたいな基礎知識から、エスプレッソの作り方、スチーマーを使ったフォームミルクの作り方まで、教わったり、体験したりしてきました。最後にはラテアートっぽくチョコレートシロップでミルクの泡に絵を描いたりして、とても楽しかったです。

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(写真:世界遺産に登録されたばかりの富士山をテーマに描いてみました。)

 ところで、今回、教えてもらったことで驚いたことが一つありました。

 タリーズではエスプレッソを淹れるのに、全自動のエスプレッソ・マシンを導入せずに、敢えて一部に手作業を残しているそうです。具体的には挽いた粉をフィルタに詰めるのが手作業になります。バリスタにとっては一番の腕の見せ所なのですが、経験の浅いアルバイト君にはおおよそ難しい。全自動マシンなら豆さえ入れておけば誰にだって一定の味のコーヒーを淹れることができるはずなのに、です。

 そのこころは、その日の気温や湿度、天気に合わせて淹れ方を調整したいから

 もちろん全自動のマシンにだって調整機能は付いているはずなのですが、コーヒーを淹れるたびに調整するわけではないでしょう。タリーズは一杯一杯のコーヒーを淹れるたびにバリスタが文字通り手加減を加えていることになります。素晴らしい!

 でも、良いことばかりでもないはずです。だって難しいですから。

 失敗もあるだろうし、覚えるのに時間もかかる。覚えの悪いスタッフもいるだろうし。ビジネスとしてはコスト高にもなっちゃうかもしれない。かえって味が悪くなるかもしれないというリスクを負っていることになります。

 それでも、僕はタリーズのやり方のほうが好きだなあ。

「いつもは美味しくできますねんけど、今日は湿気が多いからちょっとだけ不味いかもしれません。」というコーヒーよりも、「今日は雨やから、ほんのちょっとだけあっさり目にしときました。上手いこといったかどうかわからへんけど。美味しなかったらごめんね。」というコーヒーのほうが飲んでみたい気がします。

 自分でやるとなったら、速くて、簡単で、楽チンなほうが良いのですが、誰かにやってもらうとなると、手間を掛けてやってもらったほうが、ありがたみを感じるからかな。

 会社のビルにタリーズが入ってるのが、何だか嬉しくなりました。

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