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2011年5月22日 (日)

茶屋町戦国時代(ジーンズと本と文房具)

 僕は阪急梅田駅近くの茶屋町で働いているのですが、最近ようやく再開発が進んで、魅力的なところになってきました。ヌー茶屋町プラスのオープンによって、ジーンズ、書籍、文房具などを扱うお店が、阪急梅田茶屋町口から梅田ロフトまでの間のほんの数百メートルの間にそれぞれに3、4軒揃いました。

 もちろん、僕が気になるのは文房具屋さんです。

 梅田ロフトピクニック・オン・ピクニック(コクヨのアンテナ/セレクトショップ)、ナガサワ文具センター梅田茶屋町店、伊東屋(itoya topdrawer三番街店)、そして紀伊国屋書店。いずれもそれぞれに魅力的な店舗、店頭です。こんなに狭いエリアにかくも個性的な文具店が顔をそろえているという場所は全国的にも珍しいのではないでしょうか。
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(写真はナガサワオリジナルの万年筆インク「Kobe INK物語」)

「どの店が一番魅力的か?」というのは愚問です。こうやって各店舗がそれぞれの個性を発揮して、いろんなお店が全体として機能してくれることが文具ファンにとっては何よりでしょうから。

 僕にとって文房具はペットのようなものです。

 何かの機能を果たすだけで過分に感情を刺激されることのない『家畜』的な存在ではなくて、ともに仕事をしたり趣味を楽しんだりしてくれる仲間意識や、愛玩の対象でもあるという意味も込めて、多分に『ペット』的な存在なんです。ちょうど牧場で言えば、飼っているたくさんの牛や羊のような存在ではなく、それらを一緒に追い、育ててくれる馬や犬のポジションにあたる存在。だからこそ愛着が沸くのでしょう。

 その愛着の一品を探すのだから、平凡な品揃えの店が一軒だけではとうてい満足は出来ません。かといって、たとえ文房具への深い愛情に由来するものであっても、ユニークな商品ばかりしか置いていないお店だけというのも困ります。こだわりの一品が欲しい一方で、替え芯や蛍光ペン、ノートや手帳のリフィルなどごく当たり前の実用品、消耗品だって取り揃えてもらわないと困りますから。

 そんな訳で、職場近くに個性的&実用的な文房具店がかくも賑やかに揃ったことは、いちステーショナリー・ファンとしてまったくもって嬉しい限りです。

 ちなみに(あえて)店の傾向として分類すると、品揃えが豊富で欲しいものがすぐに見つかる実用性の高いお店は紀伊国屋書店、梅田ロフト、ナガサワ文具センター。個性的な品揃えで何時間でもお店に滞在してしまうのはピクニック・オン・ピクニック、伊東屋、そしてナガサワの万年筆コーナーです。

「文房具の聖地、茶屋町」とでも言われるようになれば嬉しいんだけどなあ。文具好きの方は梅田にお越しの際には茶屋町界隈まで足を伸ばしてみてください。

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