« 茶屋町戦国時代(ジーンズと本と文房具) | トップページ | 性質の悪い風邪(に関する一考察) »

2011年5月31日 (火)

躑躅を捨てて薔薇を拾う

 先週もその前の週も雨に祟られました。

 特に先々週は、躑躅(つつじ)がちょうど見ごろだというので葛城山までサイクリングで行く予定にしていたのですが、大阪市内まで走ったところで現地で落ち合うことにしていた友人から「現地に雷の予報が出ているので中止する」との連絡が。やむなく躑躅見物は中止となりました。ちょうど先週末が花の盛りだったようですから…。

 大変、残念でした。

 ――と、いう気持ちばかりでも、実はないんです。

 というのも、友人からの中止決定メールを読んだ場所が、ちょうど靭公園の5番出入口(うつぼこうえん、地図はコチラ)。五月半ばのこの時期は、公園の花壇が何十という種類の薔薇(ばら)の花で見事に埋まる季節でもあったからです。たまたま休憩のために自転車を止めたポイントが、バラを植えてある中央花壇への入り口、真正面にあたるところでした。

Dsc_0158


「雷には勝てないなあ…残念」
と思ってふと公園に視線を向けた途端、視界に飛び込んできた絢爛豪華に咲き乱れる薔薇薔薇薔薇の絶景。まだ、その時は雲の切れ間から朝の光が差し込んでいて、清々しい朝の空気には薔薇の香りが漂うという…。こんな風景を目にして「残念な朝だ」などと感じる人間は一人もいないでしょう。

Dsc_0159
(中でもひときわ綺麗で印象的だったのがこの品種。その名も『ローズ オオサカ』)

Dsc_0162
(2001年に寺西菊雄さんが作った品種で「世界バラ会議大阪大会2006」のシンボルローズだそうです)

 でね、思ったんですよ。

 一つのアンラッキーが、次のラッキーを生むことがあるんだなあって。
 きっと、その逆もあるんでしょうね。
 一つラッキーなことがあったことで、逆にアンラッキーにつながってしまうことも…あるんでしょうね。

 あまりに見事に躑躅をあきらめた途端に薔薇に出会うことができたものですから、ほんとにしみじみとそういうことを感じてしまいました。故事に言う「人生万事、塞翁が馬」のような感じですね。

 一通り薔薇を楽しんだ後はお気に入りのカフェで一服して、それはそれで楽しい休日となりました。塞翁の息子さんのように馬(自転車)から落ちることは幸いありませんでしたが、帰途、ひどい土砂降りの雨に見舞われました。二転三転するストーリーも『塞翁が馬』っぽい週末でした。

 来年は、無事、躑躅が見れますように。

|

« 茶屋町戦国時代(ジーンズと本と文房具) | トップページ | 性質の悪い風邪(に関する一考察) »

サイクリング」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/56831/51813417

この記事へのトラックバック一覧です: 躑躅を捨てて薔薇を拾う:

« 茶屋町戦国時代(ジーンズと本と文房具) | トップページ | 性質の悪い風邪(に関する一考察) »