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2009年7月 5日 (日)

VQ 1015 ENRTYを買った

 言葉では言い表せない、というとてもアイロニカルな表現があります。

 言葉を使って何かを言い表そうとしているくせに『言い表せない』というのだから、一種の『逃げ』ともいえなくはないですが、「いやあ、これはもう、何ていったらいいのか分からないよなあ。それぐらい、感動して、絶句しちゃうよなあ」という感覚は誰しも持ったことがあるでしょう。そんな感覚が実際に存在するのだから、やっぱりそれは一つの表現、言い表し方としてアリなんじゃないかなあ、と僕は思います。『言葉では言い表せない』ほどの出来事の存在を信じてるし、『言葉には言い表せない』感動を何度も味わいたいです。僕は『言葉では言い表せない』信者ですね。

 だから、写真の世界にも『どんなに高性能なカメラでも撮り切れない』部分はきっとあると思っているし、偶然にも「下手なんだけど、すごく味わいのある」写真が撮れたときは、上手に撮れなかったことが悔しいという気持ちはまったくなくって、とても嬉しいです。
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 なので、トイカメラを買いました。

 Vista Quest製のVQ 1015 ENRTY。

 デジタルカメラとしては初めてのトイカメラ購入です。

 あるブログの投稿(2nd brain:VQ1015 ENTRY 動画)を読んで、8mmカメラ(フィルムのことね)のような動画も撮れると知って、ほとんど衝動買いしたのですが、デジタルカメラなのにホントにアバウトで、不自由で、いい加減な感じですな。デクノロジーとしてはデジタルなんだろうけれど、感覚がアナログ。いや、アナログかデジタルかではなくって、ローテクなんですね。難しいことしてないんです。だから、ストレートに、むしろ感覚的なものだけが写し取れるのかもしれません。

 さっそく、パシャパシャ撮りまくっているのですが、人物写真なんかもすごく良い感じで撮れるんですね。可愛いらしさだとか迫力、惨さ、スピード感、不気味さ、はにかみ、ひたむきさ、照れくささ。そういった『風情』がある写真がイイ感じです。写真を観る側に被写体とシェアできる感覚があると写しきれていない部分を補う気持ちが働くのでローテク・カメラでも全然問題ないんですよね。むしろ手触りが優しい感じがします。近視の僕にとってはトイカメラの写真のほうが、実際、見えている景色に近いので感情移入しやすいっていうのもあるのかな。

 まあ、何でもそうなんですけど、受け手がどういう風に感じるか、受けとったときにどれだけ気持ちが動くか。結局、それが一番大事なんですよね。

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買ったのはこちらで。アマゾンには売ってなかったんです。

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コメント

うわー、トイカメラっぽい、ゆるくて古めかしい色が出てますね。

僕のスメナはどこへいったのやら。。

投稿: キュウ | 2009年7月 5日 (日) 22:08

おどろきました。我が家も先日 注文したばかり。
息子が「絶対にいい」と教えてくれたので。
でも人気で クラシックしか残っておりませんでした。
到着が楽しみです。

投稿: じゅぴ | 2009年7月 6日 (月) 07:13

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