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2009年4月12日 (日)

ちょうど良い大きさ

『関西ブロガーミーティング』に参加してきました。

 たまたま隣に座ったのが、広島に関係のあるブロガーをつなぐ広場コミュニティ・サイト『広島Blog』を運営しているというMさんでした。リリー・フランキーを思わせる飄々とした風貌とのんびりとした話し方。けれど、そのお話はとても示唆に富んでいて大変ためになりました。

 中でも印象に残ったのが、「広島はちょうど良い大きさ」という言葉。

 広島のコミュニティ・サイトが上手くいったので、各都道府県でも同じように展開していこうとしたところ、広島県よりもはるかに人口の多い首都圏の某都道府県では思ったようにはいかなかったとのこと。もちろん、人口が多い分だけ、また東京という高感度都市に近いだけ、広島県に比べれば間違いなくブロガーの数は多いはずなのに、です。

 ブロガーの数が多すぎて、趣味や興味の対象が多岐に渡るために一つにまとまりにくくなってしまったことだとか、大都市圏ではそもそも郷土愛みたいなものを持っている人が少ないのが、思うようにいかなかった原因ではないかと、Mさんはおっしゃっていました。そして冒頭の「広島はちょうど良い大きさなんですよ」という発言に至った訳です。

 Mさんは『ちょうど良い』という表現を使われていたのですが、もう一歩踏み込んで言い換えてみれば、「都道府県別のコミュニティ・サイトを作るには、広島のほうが大きさとして優れている」とも言えます。

 一般的には、人口や経済の規模、利便性といった観点から見れば、首都圏のほうが広島県よりも「大きい」「便利」ということになるでしょう。でも、だからといって、何でもかんでも、どんな観点から見たって「広島は小さい」「広島は不便」なのかというと、けっしてそうじゃあないんだなあ。

 人間って、一つの方法が上手くいくと、どうしてもスケールを大きくして展開したくなります。もっと上を目指すとか、もっとたくさん作るとか、もっといっぱい儲けるとか、もっと速く走らせるとか、もっと値段の高いものを買いたくなるとか。

 でも、数字を大きくしたからといって、必ずしも幸せには結びつかないんですよね。

 美味しい料理には、きっと、「美味しい料理を作るのに適した量」ってものがあるんです。いっぱい作りすぎれば味は落ちるし、いっぱい食べ過ぎればうんざりします。クラシック音楽を聴くのには、音楽を聴くのに適した音量(ボリューム)ってものがあるでしょう。ドライブだって、時速100kmで走ってさえいれば、みんながみんな楽しいかといえば、きっとそんなことはないでしょう。デジタル・カメラの画素数を競う前に、充実して欲しい機能はいっぱいあるもんなあ。

 何か楽しい方法、便利な方法を思いついたときに、「その方法を、どのくらいの規模(スケール)の対象に適用すると、一番効果的なのか」をよくよく考えるというのは、とても大切なんだろうなあ。そんなことを学んだ会合でした。

 なーんて、難しいことをだらだら書きましたけど、基本的にはとてもリラックスして楽しめるオフ会でした。参加されたのは以下の皆さんたち、総勢12人。

頭ん中
新妻blog(もう新妻じゃないけど)
ちあきの場所(ありか)
RSS情報サイト-freeRSS.net
ことだま ~power of words~
広告会議 : 広告×インターネット
ため日記
カイ士伝
お気に入りを書く
・この他、ブログ開設を検討中の方がお二方
・びっとらんだむ:ぶろぐ

 これぐらいだと、参加者それぞれと少しずつお話も出来て、名刺交換も自己紹介もプレゼント・ゲームもできます。(なんとこの日は高機能ブラウザ『Sleipnir(スレイプニール)』のフェンリルさんから、ロゴ入りiPod Touchのご提供がっ!)。楽しいオフ会には、楽しいオフ会に適した『ちょうど良い大きさ』がある、ってことですね。

【謝辞】
楽しい集まりを企画、お声掛けくださったt.oさんありがとうございました。

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