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2007年7月24日 (火)

「エンタメ」の夜明け

「エンタメ」の夜明け ディズニーランドが日本に来た!「エンタメ」の夜明け ディズニーランドが日本に来た!
馬場 康夫 ホイチョイ・プロダクションズ

講談社 2007-01-20
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面白かったし、為になった。

どうして戦後から高度成長期の日本人はかくも魅力的な立志伝中の人物が多いのでしょうか。

この本にはディズニーランドを日本に承知するにいたった日本側のフィクサーのエピソードが読み物として楽しく紹介されているのですが、ほんとに多士済々。個性的で(でもたぶん一緒に仕事をしていたらそれなりにおっかなかったであろう)人々が数人登場します。

いまそこに「ない」ものを、何とか作り出して「ある」ものにする。

60年代から70年代にかけての日本の原動力、社会のモデル、人々を突き動かしたエネルギーってそういう動機だったんじゃないかな。日本だけじゃなくって月に行った人たちや、コンピュータを作った人たちも含めてそうなのかもしれません。

そんな子供のまんま大人になったような人たちが作り出した成果物の一つ一つを、リアルタイムで楽しみながら育った世代としては、「じゃあ、俺たちの世代はナニを作りだせるんやろうか」というのをもっともっと考えないといけないと思いました。

ところで。

この本の主人公の一人である小谷正一さんと作家の井上靖さんが新聞社時代の同僚だとは存じませんでした。考えてみれば小谷さんは僕の会社の大先輩でもあるんです。ここでこの本を読んだもの何かの縁でしょうから、井上靖さんが記した小谷さんがモデルとなった以下の本も今年後半には読みたいところです。

猟銃・闘牛猟銃・闘牛
井上 靖

新潮社 1950-11
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なんと、闘牛のイベントを開催しようとして・・・って話。

黒い蝶黒い蝶
井上 靖

新潮社 1958-11
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こちらは国交のなかったソ連からヴァイオリンの名手を呼んで公演させるお話。

ところでところで。

この本を書いたのはかのホイチョイ・プロダクションの馬場康夫さん。

ギョーカイの裏表を知ってる人が、リスペクトをこめながらもホイチョイらしい軽妙さのある読み物に仕上げているあたり書籍としての完成度も高い仕事だと思いました。

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