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2007年7月11日 (水)

みんな力―ウェブを味方にする技術

みんな力―ウェブを味方にする技術みんな力―ウェブを味方にする技術
新井 範子

東洋経済新報社 2007-06
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さして良書だとも思わなかったのですが、仕事上思うところあって何度か読み返してるうちにいいこと書いてるかなと思うようになった本です。

モノを売る時代から、モノを使ってどんな風に感じるかという経験を売る時代になった。

もうちょっと暑苦しく言えば「モノを売るのではなく感動を与えるのだ」とも言えるようにも感じますが、感動を『売る』のではなくって、体験としての感動を『与える』ことがビジネスにとって大事になってきた。というようなことが、この本の主張の中でも一番のキーポイントのように思います。

Web.2.0と呼ばれて久しい(???)ですが、確かにネット上のコミュニケーションが盛んに行われるようになった結果、僕らがユーザーあるいは参加者としてネットに望むものはコンテンツではなくって『心のやり取り』のような気がしています。

世の中がどんどん便利になって「~するだけで大丈夫」になったら、そこには何の感動もありません。苦労して作り上げたり、失敗して悔やんだりするからこそ、達成感はあるんです。そういう起伏のある心の動きを『経験』できるサービスでないと魅力的じゃないんだ、と。便利なことがそのまま面白いことではないんだ。そんな終盤の主張にもハッとするところがありました。

お客さんと一緒になってサービスを経験して、作り上げて、リスペクトされる存在になること。

お客さんと一緒になってコミュニケーションをする、と言葉で言うのは簡単ですけど大変難しいことです。でも、それをしないとリスペクトされない時代に移りつつある。そういうことなのかなあ。こりゃ、大変です。

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» 読後評:みんな力 ウェブを味方にする技術  これは間違いなく「必読書」 [日々 是 変化ナリ 〜 DAYS OF STRUGGLE 〜]
この本の著者は、新井範子さん。 この方、どうも強力なコピー力があるようで、まずはソコに感心。 技ありを次々ビシビシ取られまくるのだ。 例えば、まず表紙をめくると表2にさらっとある言葉。 「そして、市場は戦場ではなくなった」 女性ならではなんだろうか、すごく柔らかいしわかりやすい。 第1章「Web2.0がもたらしたパラダイム・シフト」の冒頭でTime誌の去年のPerson of the year、「YOU」からスムーズにWeb2.0にいったと思うと、「消費者はつながって振動し合う」例として映画「... [続きを読む]

受信: 2007年9月 6日 (木) 23:14

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