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2007年7月13日 (金)

広岡勲『ヤンキース流広報術』

ヤンキース流広報術ヤンキース流広報術
広岡 勲

日本経済新聞社 2006-12
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松井秀喜担当のヤンキースの広報、広岡勲さんの著書です。

ゴジラ松井の著書『不動心』を読んで、文中にしょっちゅう登場する『広岡さん』ってどんな人だろうと思って読んでみたのですが、松井選手には申し訳ないけれど僕には『不動心』よりもこちらのほうが数段面白かった。

この本は単に「松井選手の近くにいてこんな経験をしました」といったような、酒の肴になるようなエピソード集では全然ないんです。ヤンキースの広報担当者としてどういうことに気を使っているかというテーマを、松井選手の広報活動に具体例をとりながら説明してくれている本です。ですから松井選手のファンが読むとある意味全然面白くないかもしれません。

僕は放送局のインターネット担当なので、言ってみればテレビ番組という『人気者』をホームページを通じて視聴者の皆さんに『広報する』立場にありますから、広岡さんの話はすごく参考になりました。

私はこれからの広報は、単に「メディアリレーション」にとどまらず、「パブリックリレーションズ」としての方向を模索すべきだと考えている。
この言葉に集約されているように思うのですが、上からモノを言ったり、情報を流してやってるみたいな意識では全然ダメで、記者やファンと一緒に作り上げていく関係(リレーションズ)が大事なんだ、と力説されています。

一方通行ではなくって、ちゃんと誠心誠意会話しなさい。誤るべきときはすぐに誤って、できないものはできない、間違っていると思うことは間違っているとキチンと伝えないとダメなんです。それがオーナーや社長のように仲間内の偉いさんであっても、記者などメディアであっても、ファンや視聴者などの一般の方であっても。

かいつまんで言えばそういうことが松井選手やヤンキースという判りやすい例を持って説明されている本でした。途中「なるほどなあ」と何度も感心しました。ぜーんぜん、インターネットとか、CGMとかそういうことには触れてないのですが、あまりに共通点が多いのでそういう風に読み取ってしまいましたもんね。

不動心不動心
松井 秀喜

新潮社 2007-02-16
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