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2007年4月22日 (日)

うどん/ちどりや

家から5分ほど歩いたところにうどん屋さんがあるのです。

うどん/ちどりや

以前から気になっていたのですが、今日、初めて行ってきました。これが、いいんです。けして大当たりじゃないんですが、当たりなんです。行って良かったなあと思うだけでなくってまた行こうと思うんですよ。

写真を撮らずに帰ってきたので、店の雰囲気などはこちらのブログ「ラーメン&B級グルメと温泉まったり記」さんの記事をご覧ください。お店の雰囲気が良くわかります。

失礼ながらうどんの味は並みなんじゃないかなあ。

お出汁が若干甘めなので、「こんなうどん、あかんわ」という人がいるかもしれません。僕はこぶうどん、娘はきつねうどんを食べたのですが、確かにとろろ昆布やあげの甘みを殺しかねないぐらいお出汁も甘いのです。そこで、月見うどんを食べていた長男に卵を潰して溶かした出汁を少し飲ませてもらったところ・・・これが美味い!!シンプル極まりないのですが、この店は月見うどんに限るのではないかというのが本日の結論。

このように。

このお店の『うどんの味』は特筆すべきほどではないのかもしれません。

けれど、この『お店の味』はそのうどんのみの味わいを言うのではないんです。お店の佇まい、お店の人の人柄。これがもう何とも言えず天然記念物なんです。

お店の外観はあのはっぴぃえんどのアルバムにある「ゆでめん」屋とほんとにそっくりです。

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今でも、同じように「うどん」と書いた旗印を店先に掲げてます(夏にはこれが氷になります)。お店は平屋建てで、奥がお店の人の住居。地域密着型、お店の人とお客さんがお互い顔を見知りつつ食べ物商売をしてたころのお店です。『伊丹線の踏み切りんとこにあるうどん屋さん』で分かる地元の人なら誰でもいったことのある感じ。

30年程前にはその辺に幾らでもあったものが今はもうほとんど見かけなくなってる。みんなああいうのがいいなあ、と思ってるんだけど、欧米化とか効率化とかそういうものに流されてどんどんなくなっていったものの一つ。絶滅危惧種って感じの『古きよき時代』が現役バリバリでそこにある幸せです。ちっちゃな奇蹟だと思うなあ。

場所はほんとに駅と駅の中間にあって、以前は車も通らなかったようなところ。コンビニもスーパーも飲食店屋もない。でも近くに某電機メーカーの大きな男子独身寮がある。そういう環境がこういったお店が生き残るために実は恵まれてたんだろうなあ。外食産業のガラパゴス諸島みたいなものか。

だから地元に住んでいながら大人になるまでほとんど記憶になかったんです。あまり通らない方向だったので。それが最近大きな道路が店の前に開通して、そこを車や自転車で近くを通るたびに気になってたんです。いかにも温もりがありそうなお店だったので。で、入ってみるとおばあちゃんとおばちゃんが二人でやってました。すごく愛想がよくって、子供らにも良くしてくれて。品が良い、という感じではなくって温かい感じ。暖かい上品さじゃなくって温かい下世話さです。いい意味で温い(ぬるい)。あ、おうどんはちゃんと熱いですよ。

80円のハンバーガーもいいのですけど、あのおばちゃんの笑顔を見にまた180円(!)の素うどんを食いに行くかな。『いつも笑顔で接客すること』みたいなマニュアル通りの応対でもらえる某所のスマイル¥0ではなく、ちゃんとお客さんに話しかけながら目を見て微笑みかけてくれるこちらのスマイルは銭の取れるスマイルですもの。

桜谷軽便鉄道といい、銚子電鉄の濡れ煎餅といい、最近、気に入ったものってこういう手作りで、小さな規模で、嘘のないサービスが多いなあ。

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