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2007年2月 3日 (土)

E君からの年賀状

今年、我が家に届いた年賀状の中でも一番の変り種。

ひらがなで宛名が書いてある。
宛先に下の名前は書いていない。名字だけ。
「あけましておめでとうございます」もひらがなで。
すべての文字は鉛筆書き。
でも住所には一部簡単な漢字が混ざっている。
お世辞にも上手な字とは言えない。
可愛らしく小さな亥のイラストが何点か書いてある。

そして、
差出人は書かれていない。

一体誰からなんだろうと幼稚園年長組の娘が犯人探しにやっきになりました。先生方に見せて「筆跡に見覚えはありませんか?」「こんなイラスト描く子いないですか?」ところがどの先生にも心当たりがない。さらに聞き込みの範囲を広げて目撃者情報を求めます。クラス中を対象にした徹底的な聞き込み捜査の始まりです。年賀状を持っていって今季よく一人一人聞いて回ったそうです。しかし、皆、首を振る「僕じゃない」「ワタシじゃない」。

捜査は完全に暗礁に乗り上げました。

小学校6年の兄はそんな騒ぎを横目で観ていてふと疑問を抱きます。「ひょっとして自分に宛てられたものかも知れない」そう、剣道クラブの下級生からならひらがなの宛先もありえそうです。捜査は急展開です。さっそく剣道の稽古に年賀状を持参しての聞き込み調査。しかし・・・「僕じゃない」「オレじゃない」。

そして最後に練習場に残ったのは同じ小学6年の某君。

「ああ、これ・・・」

おお、ついに犯人を突き止めたか。

「俺のとこにも来た」

ええっ!

こんなややこしい謎だらけの年賀状がまだ他にも?

聞くと、まったく同じような文面、デザイン、筆跡らしいのです。まったく、こんな年賀状をあちこちに出しまくってる奴がいるのか。しかし二人の共通の友達となれば数が絞られます。そして、捜査線上に有力な容疑者E君の名前が浮かび・・・ようやく今週本人に確認したところ、犯行を自供したようです。

いやあ、人騒がせなE君です。

でもね、今考えると手がかりはいろいろ与えてくれてたんです。中でも住所に漢字が混じっていたことは最初から息子の友人を疑って掛かるべきでした。捜査って推理力がものを言うんですね。

お正月からほぼ1ヶ月を掛けて今年最初の事件は解決に至りましたとさ。

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