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2006年11月29日 (水)

白洲次郎 占領を背負った男

今年に入って興味を持った人物の一人が白洲次郎。

白洲次郎 占領を背負った男白洲次郎 占領を背負った男
北 康利

講談社 2005-07-22
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『プリンシパル』を大切に生きた人ということになっているのですが、このプリンシパルという言葉の和訳が「原則」となっていることが多いのですが、何が何でも守るべき原則といった感じの頑固さだったようですから、どちらかというと「信条」とかに近いんじゃないのかなあと思うのですが、どなたかイギリス英語に詳しい方教えてください。

とにかく生きっぷりが格好良いのです。曲がったことが大嫌い。私利私欲にはなびかないのにお金持ち。長身で男前、女にはモテただろうに奥さん一筋。そして戦後占領下にあった日本を宰相・吉田茂のブレーンとして大活躍して再び独立国家へと導いたという。何かもう男の中の男なのです。

ところがこの歳になるまでその存在を知りませんでした。確かに歴史は得意ではなかったけれども、どう見ても織田信長や坂本龍馬みたいに有名であってもおかしくないぐらいの働きだと思うのですが。そこにはまだご存命で「教科書なんざ載りたかねえ」とでもいった気持ちがあったのかもしれません。でも、こういった人の評伝は若い頃に読むと人生が変わるんじゃないかなあと思うのですが。

最近、この白州さんの評伝本がたくさん出てるのですが、この『白洲次郎 占領を背負った男』はとても良かったです。資料としても具体的に正確なことがたくさん書いてあって、例えば伊丹にあった実家や、町田にあった自宅の住所まで載ってました。町田の自宅は「武相荘(ぶあいそう)」と呼ばれた江戸時代からの古民家らしいのですが、現存して公開されているそうです。一方で、伊丹の実家跡は僕の家からそう遠くはない場所。それぞれ機会があれば是非いってみたいなあ。お母様が最期を迎えたお宅というのは僕の親戚の家の近くのようでもありますし、何かと縁も感じる人です。
【11/19読了】

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