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2006年10月26日 (木)

残業する戦士たち

このタイトルでスポーツカテゴリーの記事です。

といって何の話題か判った方、あなたは日本ハムファイターズのファンの方ですか?

今日にでも優勝しちゃうかもしれないので旬のネタとして書いておきます。

出張先のホテルで日本シリーズをテレビ観戦しました。恥ずかしながら日本ハム戦をまともに見たのはこれが初めてです。しかし一番目を奪われたのは試合が終わってからのシーンでした。

選手が引き上げずにベンチに居残ってせっせせっせとボールにサインしてるんです。まるで内職でもするかのように。そしてヒーローインタビューが終わるや否や全員でグランドにでて観客に手を振りながらサインボールを観客席に投げ入れて御礼をして回ってるんです。「今日も来てくれてありがとう」という感謝の表現です。

あんなに腰の低いプロスポーツ選手たちを見たことがありません。新庄も小笠原もみんなです。みんなベンチに残ってサイン入れです。残業です。企業努力です。残業する企業戦士です。年俸制なので残業代はつきません(たぶん)。そういう意味ではサービス残業ではありません。残業してファンサービスをしてるんです。

そんなチームがお客を呼ばないはずがないじゃないですか。

ほんの数分、椅子に座って幾つかの丸いボールに自分の名前を書き込む。
誰にだって出来ることじゃないですか。
3割打つより、150kmの速球投げるより、簡単じゃないですか。

でも、それを実際にやってる選手たちを僕は初めて見ました。
尊敬できる選手たちだと思いました。
彼らはプロフェッショナルでした。

そんな努力の積み重ねがやがて四万の観衆を呼び、自分たちのプレーを後押ししてくれるようになったんです。新庄をはじめとする派手なパフォーマンス目当てで来てる訳ではないんだと思います(それはそれで楽しいでしょうけど)。新庄が「優勝して引退するんだ」と言った時、彼一流のパフォーマンスだと思いました。悪い言い方をすればスタンドプレー、目立ちたがりなんだともちょっと思いました。でも、あのセリフは北海道のお客さんに対して心の底から正直に突いて出た言葉ではないのか。昨日の試合後のシーンを見てそう思いました。

昨年のロッテ、言わずと知れた阪神そしてソフトバンク。

昨今、強いと言われる球団に共通するもの。それはファンに対する姿勢のような気がします。またファンのチームに対する姿勢であるようにも思います。そしてまたそれは浦和レッズや鹿島アントラーズ、ジェフ市原のようなサッカーチームにも言えることです。

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コメント

ほんとそうだと思います。
帰省した時、日ハムと西武戦を観て来ました。
日ハムは、東京ドームがホームの時、何度か観たことあるのですが
今の日ハムとは、明らかに違っていました。

強いから、有名な選手がいるから...
応援する人もいるかもしれませんが
それだけじゃないんですよね。
惹きつける何かがないと、ファンは、サポはついてきません。
そして、サポしている私たちも一緒に戦っているのです。
だから、負けたら悔しいし、酷い試合をすれば、頭にくる。
プロ野球も、過渡期に来ているのかもしれません。

投稿: Kanko | 2006年10月26日 (木) 19:39

プロ野球やサッカーだけじゃなくて、人がシゴトをしたり生きていく上で、何が大事なのかを考えさせられるお話のように思えますね…

投稿: シーラカンス | 2006年10月26日 (木) 20:12

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» これ、ええなー(´ー`) [はっけよいのこった。]
どうも。 まだまだ続きますよ、野球モード。 だって、またこのあと、10年とか20年とか、こんなめでたいことがあるとは思えないもん。 で、これ(↓)は「ええなー」と。どこまで面白がらせてくれるんだ、ファイターズ。 <11/22(水)・23(祝)北海道各地で選手が道内各地を回ります> 読んでみると日本ハム本社の、なかなかに深謀遠慮な計画だとは思うのだけど、この見出しを見たときには何というのか、「牧歌的」な感じがひしひしとして、なんかほわーっとしましたね。 「道内各地を回り... [続きを読む]

受信: 2006年11月 8日 (水) 10:30

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