弘前・大鰐温泉の旅(2):津軽三味線
昨日書いた弘前の郷土料理店「杏」での津軽三味線体験を詳しく。(8/23夜)
郷土料理点だけあって囲炉裏が真ん中にあって、津軽名物の金魚ねぷた(金魚の丸い小さなねぷた。ちょうちんのようなもの)がぐるりと部屋を囲むように飾られています。店内の照明は明るめなのが変に気取ってなくって家庭的でむしろ好感が持てます。
このお店では毎晩3回津軽三味線のライブがあります(写真はホームページから抜粋したもの)。僕たちが見たのは19:00の部。30分ほどなのですが、民話の語りなどもあって聴き応えがありました。僕らが見たときはたまたま女性3人の演奏の回でした。石村菜津美さん、小野寺由香さん、そしてもう一人は中学一年の女の子(!)でした。
アンプなど一切なしの生演奏、生音、生声がいいのです。人間が自分の体を使って空気を振るわせた音が何のフィルターも通さずに鼓膜を振るわせてくれる快感です。何というか伝わってくるエネルギーに混じりっけがなくって、丸ごと100%一切のロスがなくドーンと来るんですね。
一弦を使って撥(バチ)でリズムを刻みながら、2弦3弦でメロディを奏でる(このとき撥も使う)感じのようです。そして左手はコードというよりも音階をなぞりながらも、たまに合いの手として薬指と小指で津軽三味線特有のトレモロ演奏をするんですね。
これを実際に目の前で演奏してもらうとその迫力には圧倒されます。これだけの複合的な奏法でそれぞれ違うパートを奏でるので、3人で演奏してるとは思えないほどの音の量です。そしてたまに三人で同じフレーズを奏でるのですが、このときに微妙に生じるずれが逆に独特の粗い音の感触を生むんですね。
わずか30分ほどですが、ホントに堪能しました。おひねり2,000円は安かったかなあ。
ご主人(ほかお店の方)、ご飯、三味線パフォーマンス・・・いずれも満足。この郷土料理店「杏」はめちゃくちゃオススメです。
| 固定リンク
「旅」カテゴリの記事
- 改札の父(2012.01.31)
- バリダンスに思う(2011.08.28)
- 旅の目次(2007.09.02)
- 牧場へ(2007.08.04)
- 三井ガーデンホテル銀座(2007.07.18)


コメント
そうか、ギター弾きサラリーマンの亭主と子どもたちを連れて「津軽三味線」をテーマにした旅行、っていうのもめっちゃ「アリ」ですね。今度企画してみようかなあ。
投稿: シーラカンス | 2006年9月 2日 (土) 17:06
>シーラさん
>ギター弾きサラリーマンの亭主と子どもたちを連れて「津軽三味線」をテーマにした旅行
アリアリ!おおアリですよ。
演奏の後、各テーブルを演奏者の代表がお礼を言って回ってくれるんですが、この時に演奏テクとかについていろいろ聞けますから、絶対面白いと思いますよ。
あと、酒が美味しいですから、
さぞかしシーラさんは満足かと。^^;
投稿: コイッチ | 2006年9月 2日 (土) 17:53