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2006年8月19日 (土)

部下の動作確認

「で、あれは、どないやったんや?」

そういう言葉を上司に掛けてもらった記憶というのがほとんどない。

そう聞かれる前に報告に行くから、では勿論ない。

今まで組織的に動く組織というものの中で仕事をして来なかったからなんだろう。

確かに僕は個人主義的で、リクツ屋で、結果オーライのプラグマティストだと自分でも思います。ですが、組織の中での立ち居振る舞いというのが出来ないわけではありません。得意なほうではないけれど。意識を一つにして、役割を分担して、結果を出すためにチーム一丸となるという経験は、学生時代にスポーツを通じて経験し、その虜にもなりましたから。あのノリと言うか、高揚感というか、嫌いじゃないんですよ。

ただ、会社に入ってから不思議とそういうのがあまりなかった。制作の現場ではそういうのが必要だというのは傍目にも嫌というほど見聞きしてはいたけれども、僕の居た場所というのは、あからさまなチームワークというのが、なくても済む職種、なくてもやっていける職場、人間関係だったんだと思います。功罪を問うつもりはなくて、一つの事実として。

で、今日。

新しくやってきた部長に出張先での首尾を尋ねられました。

「で、あれは、どないやったんや?」

出張報告を忘れておいてこんな事をこんな処で呑気に書いているバカ社員もどうかと思いますが、何だか懐かしい感覚でした。期待されているわけではなくとも、自分の動きを気にしていてくれる上司がいるというのは、仕事をする上での意識の置き所が変わってくるのかなあ、と。エライさんの方を向いて仕事するとかそういうことではなくってね。責任感出るような気がします。

部下がちゃんと動作しているか、機を見て動作確認をしていることに対してちょっと尊敬の念を強くしたのです。報告せい!と偉そうに言う訳でもなく、報告してもらわないと情報収集できないという受身型でもなく、「ああ、こいつ、ほっとくと話せへんタイプやな。ほなら今聞いといたほうがええかな」そういう嗅覚で、別件の話題が終わろうとした時に出た「ところで、あれはどないなったんや?」でした。絶妙。

偶然かもしれませんけどね。:-p

今度は僕がスタッフに使ってみたい技です。

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コメント

部下がちゃんと動作しているか、機を見て動作確認をするって、なかなか難しいですよね。
機を見てってところが。

気になるからといちいち確認すると、信頼してないような
感じになるし、あまりためてから確認すると、キツい感じに
なっちゃうんですよね。

僕もこの部長さんのように、自分の動きを気にしていてくれる先輩がいる、と後輩から思ってもらえるようになりたいです(笑)

投稿: しょう | 2006年8月19日 (土) 09:49

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