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2006年5月31日 (水)

感情の歪みに投資せよ

阪神電鉄を巡る企業買収劇でいまや時の人である村上世彰さんの口癖の一つが「市場の歪みに対して投資をしてるだけ」。

村上さんに限ったことではなく、株の世界では会社の実力に対して株価が安い時、その株は必要以上に安く評価されているということになるのでいずれは上がるだろうから「買い」なんですね。そういう単純なことをしているに過ぎないのですよ、と折に触れ村上さんは語ってるそうです。

エンターテイメントの世界も似たようなものかもしれません。

歌がメチャクチャうまいのに平凡な歌ばかり歌わされてるアーティストとか。寄席ではどかんどかん笑いを取ってるのにまだレギュラー番組持ってない落語家さんだとか。こんなに上手に切ない文章で小説を書くのに何でどこにでもあるようなテーマでしか書かないんだろうとか。メチャクチャ可愛いのに何でこの子はAVなんか出てるんだろうとか。そういうことはままあります。

そういう隠れた才能を見つけた時に「いずれは上がるだろう」と思って買わないとダメなんですよね。活躍の場を与えるということでしょうか。

そういえばアーティストの出す結果のことを、投資効率と同じく「パフォーマンス」という単語を使いますよね。

また。

世の中の人たちが実はすごく気になってることなのに、テレビも新聞も取り上げていないようなこと。結構、現実問題としては皆が悩んでることなのに世間では話題にはならなかったりすること。そういうのも気持ちの部分で世の中と自分の間にずれが生じてるんですよね。歪みですよね。その歪みを直してあげたり、気づかせてあげたり、共有させてあげたりするサービスってきっとヒットするんじゃないかな。

きっと、エンターテイメントの場合は市場の歪みではなくって、感情(喜怒哀楽)の歪みに投資するんですね。

それがお笑いタレントであれ、美味しい焼肉屋さんであれ、新しい製品デザインであれ。人の気持ちを揺さぶって、心に隙間(余裕とも言う)を作るパワーのある人やモノに投資をしないといけないんだろうなあ。

もっとも株式投資と同じく、投資対象の評価ってのが一番難しいんですよね。それが出来ればいくらでも投資できるんだけれども。人やモノを磨く目を養えってことですかねえ。

そういえば最近AV見てないなあ。

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