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2006年3月 1日 (水)

望月望夫「ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる」

技術論ではなく「インターネットがどう変わっていきつつあるのか」というのを概念的に説明してくれています。

技術論はあまり好きじゃない(というか退屈に感じる)ほうなので、楽しく読めました。グーグル、アマゾン、RSS、Web.2.0、はてな、ロングテール、ウィキペディア・・・常々気になっているキーワードがそれぞれに対する解説もさることながら、関連付けて語られているところが面白いんだと思います。

ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まるウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる
梅田 望夫

筑摩書房 2006-02-07
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以前のエントリーでも少し触れた本著ですが、ちゃんと読んでみました。一読しても前回引用した部分って全然読まなかったような気がするのです。なんででしょう?

今後インターネットと関わっていく上で、気になったというか、意識していたいなと思った点は、
・グーグルの利用法は検索だけではなく、広告を出す、広告で儲けるということも大事。
・ロングテール的な利用法に備えてパーマネントリンクとして残るコンテンツ(アーカイブ)を作ること。
・どんなコンテンツもできるだけRSS配信に対応させて、ネットの世界(この本でいう「あちら側」)で話題になるようなエントリーであり、ブログであり、サイトを作ろうとすること。
・何でも囲い込んで「こちら側」にコンテンツを作るのではなく、いろいろなコンテンツを開放して「あちら側」と繋がりながら社会全体でコンテンツやサービスを構築していくような方向性
といったあたりでしょうか。まだちょっと抽象的過ぎて上手くいえませんけど。

放送との関連性で言えば・・・。

放送局側の発想では「テレビ番組のコンテンツ」というのは、テレビ局が制作者や出演者などに了承を得て作っている放送局のドメイン名を持つコンテンツこそが「ホンモノ」で、個人のファンサイトやブログでの番組批評、はては2チャンネルでの誹謗中傷などは「しょせん非公式なもの」「認められていないもの」という勘違いに至りがちなのですけれども、視聴者にしてみれば誹謗中傷も含めてインターネットに点在する玉石混交のコンテンツ全体が「テレビ番組のコンテンツ」なんですね。公式サイトより面白い非公式コンテンツはいっぱいありますからね。その巨視的な視点こそが大事なんだろうなあ。

インターネットが出来る前は視聴者同士の情報交換というのは教室や職場、ご近所さんに限られていたわけですが、今や凄まじい勢いで放送後の感想が飛び交ってるんですね、ネットの上に。そういったネット上のコミュニケーションにどうやって関わっていくのか、というのがどんなコンテンツを自分たちの側に作るかよりも大事になってきたということでしょうか。

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