« ポールウェラーと山本小鉄 | トップページ | インターネットと放送がつながる日 »

2005年10月15日 (土)

ペコリとされる側の心得

先日、仕事を終えての帰り道に、後輩のO氏が若いスタッフを数名引き連れて会社に引き上げてくるのにばったりと出くわしました。

O氏はすごく親しみのある人物なので、こちらも反射的にニッコリ笑顔で「よぉ」ってな風に片手を上げて挨拶したのですが、その瞬間、彼はぺこっとお辞儀を返してくれました。反射的に。

面白かったのは、周りにいた若いスタッフの反応です。

「えー、Oさん、なんでこんな薄汚いオッサンに、何ぺこぺこしてんの?」

まあ、判りやすく言えばそんな目線、雰囲気。^^;

O氏は確かに僕の後輩ではあるのですが、職場では制作ディレクターであり、立派なリーダーです。スタッフは彼に判断を仰ぎ、時には叱咤され、励まされ、たまにはご飯でもおごってもらうのでしょう。わりと「偉い人」なんですね。

そういう人に、スタッフの前でペコペコさせてしまった事に罪悪感みたいなのを覚えたんです。何か悪いことしちゃったなあ、申し訳なかったなあ、と。

かといって、そーっと、出くわすわけにも行きませんし。目が合ってるのにシカトするわけにもいかない。結局、たどり着いた結論は「Oさんが挨拶した今の人って誰?何かいい感じの人だったけど」こういう風に思ってもらえるような風体に、こちらがならないといけないんじゃないか、ということでした。貫禄をつけるということでしょうか。

ショートヘアに手入れもせず、髭ヅラ、細身、猫背、Tシャツに面パン・・・の僕にとっては、かなりの難問ですけど。

歳をとってくると、自分より歳は下でも、僕よりも数段仕事が出来る人、僕よりももっともっと人間的に大きな人っていっぱい出てきています。そういう人はえてしてダメな先輩も丁重に扱ってくれるので、先のような「申し訳ない」出来事になってしまったりするのですが、せめて、そんな人たちにペコリとお辞儀をされても、違和感のない程度の貫禄は身につけたいと思いました。

よく、大人の男は自分の顔に自信を持てといいますけど、そういうことなんでしょうかね。

|

« ポールウェラーと山本小鉄 | トップページ | インターネットと放送がつながる日 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

いやいや、自信もってくださいよ!!

投稿: キュウ | 2005年10月15日 (土) 14:24

>キュウ氏
自信なくしたっていうんではなくってデスね、もうちょっと気遣わんとね、もうちょっと(中身が伴って)格好よくならんとね、と思ったんですね。

最近、自虐的に反省することばかり多いような気がするんですけど、それも自分より上手の人に意識が行きだしたからかなあ。なんて、楽天家ですなあ。

投稿: コイッチ | 2005年10月15日 (土) 17:31

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/56831/6407722

この記事へのトラックバック一覧です: ペコリとされる側の心得:

« ポールウェラーと山本小鉄 | トップページ | インターネットと放送がつながる日 »