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2005年9月29日 (木)

阪神優勝もまだ道半ば

岡田監督、選手の皆さん、本当におめでとう。

9/7、ナゴヤ球場での延長戦の死闘を制した時に、優勝を確信しました。多くのファン、選手、スタッフもそうだったのではないでしょうか。優勝監督インタビューでも岡田監督自身がこのゲームが「一番嬉しかった」と言ってました。

もっと正確に言うと、次の日の報道で、あの試合にマウンドに歩み寄った岡田さんが「(この試合は)もう、負けてもエエから(思い切っていけ)」というセリフで選手を激励するシーンを見た時に、僕は「間違いなく優勝する」と思いましたです。読唇術でセリフを起こしていたのですが、口の動きだけでも十分にわかりました。

9回表、微妙なジャッジで貴重な追加点のはずがアウトと判定され、さらに土壇場でこれまた微妙なジャッジでの失点をキッカケに同点に追いつかれます。先の場面はこの時のマウンド上でのことだったと記憶します。ムード最悪、負ければ再び1ゲーム差の絶体絶命の危機は、指揮官のその一言で、一転、奮起の舞台となります。

選手の立場で、あの場面であのセリフを聞いたなら、奮起しない選手はいません。久保田がまさに守護神のごとく中日打線の前に立ちはだかり、決勝点を与えません。そして幻のホームインをアウトと判定された中村豊自身が決勝ホームラン。鳥肌の立つほどドラマチックなゲームでした。

このゲームのドラマチックさの特徴は、試合が終わった時に、その後の展開への転換点となる雰囲気が漂っていたことです。試合展開だけでなくシーズン全体の流れというドラマの中でも非常に重要なポイントでした。尾張と大阪に陣を張る両軍が天下を分けた戦いは、戦国時代のそれとは違う陣営に軍配が上がります。

この勝利の後、タイガースは連勝を連発。あわや首位交代の危機から一気にマジックを点灯させます。首位決戦で一旦は後ろ髪に手をかけたドラゴンズは息切れが目立ち始めます。そして、本日、今夜、怒涛のような連勝の中、阪神タイガースは2年ぶりの優勝を決めました。

そして、更にシビれたのは、今日の監督の一言でした。

「2年前にやり忘れてきたことがある」

何度となく、今シーズン、選手たちに言い聞かせてきた言葉なのでしょう。取ってつけたような空々しさがありません。自分自身に言い聞かせるように、何度も何度も言い慣れたお題目のように、お立ち台の上でも臆することなく、五万の観衆に向かって、静かに力強く、岡田監督はそう言い放ちました。まったく素晴らしい指揮官だと思います。

20年ぶりの興奮が半月後に僕らを包むことを期して、今日はビールは一本でやめときます。特別な日ですから、当然、ヱビスですけどね。

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コメント

ぁぁ。。
何だか素敵な文章。。
ぁ。。
ごめんなさい。
力一杯飲みました。
JR大阪の人溜まりの中で騒いでいました。
Wonderful Day...です。
ところで、読唇術って凄いですね。。
監督の言葉が解って嬉しいです♪

投稿: えべっさん | 2005年9月30日 (金) 08:10

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